現代語訳 貧乏物語

著:河上 肇 訳・解説:佐藤 優
定価:880円(本体800円)

不朽の名著×知の巨人 100年目のコラボレーション! 佐藤優が「貧困」の正体に挑む!なぜ豊かな国に多数の「貧乏人」がいるのか?なぜ働いても貧乏から脱出できないのか?トランプ、サンダース旋風の正体は?資本主義の矛盾を解決するための処方箋とは?絶望的な貧困が日本を、世界を覆う現在、「貧困」と格闘した経済学者の思考を引き継ぐ。


不朽の名著×現代の「知の巨人」による100年目のコラボレーション! 
佐藤優が「貧困」の正体に挑む!

1916年の発表から1世紀――。
日本の志ある若者たちが夢中になって読み耽った古典が
わかりやすい、読みやすい現代語訳でよみがえる。
現代の若者にこそ読ませたい一冊!

「世間にはいまだに一種の誤解があって、『働かないと貧乏するぞという制度にしておかないと、人間はとにかく怠けてしかたがない。だから、貧乏は人間を働かせるために必要なものだ』というような議論があります。しかし、少なくとも今日の西洋における貧乏は、決してそういう性質のものではありません。いくら働いても貧乏から逃れることができない、『絶望的な貧乏』なのです」――本文より

なぜ豊かな国に多数の「貧乏人」がいるのか?
なぜ働いても貧乏から脱出できないのか?
トランプ、サンダース旋風の正体は?
パナマ文書が語る資本主義の現実とは?
人間関係の商品化とは?
資本主義の矛盾を解決するための処方箋とは?

絶望的な貧困が日本を、世界を覆う現在、「貧困」と格闘した経済学者の思考を現代の「知の巨人」が引き継ぐ。渾身の46ページ解説付き。

現代語訳 貧乏物語

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