「反日」中国の真実

著:加藤 隆則
定価:880円(本体800円)

なぜ過去に例がないほどに中国で「反日」の嵐が吹き荒れたのか? 抗日から生まれた国家という、共産中国の源流もさることながら、その背景には1950年代の大躍進、60年代の文化大革命など、共産党政権下で崩壊が進んだ社会道徳、1980年代の開放政策以降拡大してきた社会の歪み、共産党内の動揺、既得権益層内部での権力闘争の対立など、中国社会で現在進行するさまざまな動乱要因があった。(講談社現代新書)


2012年の日本政府による尖閣諸島国有化に始まる、日中関係の悪化。
それは1972年の国交正常化以来最悪といわれるもので、いまでもその余波はおさまっていない。
では、なぜ過去に例がないほどに中国で「反日」の嵐が吹き荒れたのか?
抗日から生まれた国家という、共産中国の源流もさることながら、
その背景には1950年代の大躍進、60年代の文化大革命など、
共産党政権下で崩壊が進んだ社会道徳、
1980年代の開放政策以降拡大してきた社会の歪み、
共産党内の動揺、既得権益層内部での権力闘争の対立など、
中国社会で現在進行するさまざまな動乱要因があった。
ベテラン特派員が、丹念な取材からその深層を明らかにする。
「反日」を知るために欠かせない一冊。

「反日」中国の真実

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