江戸の気分
病いとは戦わない、顔が信用のもと、神様はすぐそこにいる、米さえ食べられれば……大切なことはみんな落語が教えてくれた! 生き生きと語り継がれる江戸庶民の暮らしと知恵に学ぶ。(講談社現代新書)
病いとは戦わない、顔が信用のもと、神様はすぐそこにいる、米さえ食べられれば……
大切なことはみんな落語が教えてくれた!
生き生きと語り継がれる江戸庶民の暮らしと知恵に学ぶ。
【著者紹介】
堀井憲一郎(ほりい けんいちろう)
1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。
週刊文春にて「ホリイのずんずん調査」を連載中。
著書に『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』『若者殺しの時代』(以上、講談社現代新書)、『青い空、白い雲、しゅーっという落語』(双葉社)、
『東京ディズニーリゾート便利帖』(新潮社)、『深夜食堂の勝手口』(小学館)などがある。
【目次】
第一章 病いと戦う馬鹿はいない
第二章 神様はすぐそこにいる
第三章 キツネタヌキにだまされる
第四章 武士は戒厳令下の軍人だ
第五章 火事も娯楽の江戸の街
第六章 火消しは破壊する
第七章 江戸の花見は馬鹿の祭典だ
第八章 蚊帳に守られる夏
第九章 棺桶は急ぎ家へ運び込まれる
第十章 死と隣り合わせの貧乏
第十一章 無尽というお楽しみ会
第十二章 金がなくても生きていける
第十三章 米だけ食べて生きる
附 章 京と大坂と江戸と
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