桜小なんでも修理クラブ! -花びんに残されたメッセージ-

著:深月 ともみ 絵:千秋 ユウ
定価:660円(本体600円)

桜の山学園小学校では、現在、5年生の間で新聞をまるめたボールとバットを使って遊ぶ「新聞野球」が大流行中。朝の教室で男子たちが野球に興じていると、花びんにボールがあたって割れてしまった。その花びんは、クラスの担任、ぴよちゃんが持ってきたもので、大のお気に入りだった。あわてふためく男子から修理を依頼された結子たちは、修理中に花びんの中に隠されていた黄ばんだ紙を発見する。


桜の山学園小学校では、現在、5年生の間で新聞をまるめたボールとバットを使って遊ぶ「新聞野球」が大流行中。
朝の教室で男子たちが野球に興じていると、花びんにボールがあたって割れてしまった。その花びんは、クラスの担任、ぴよちゃんが持ってきたもので、大のお気に入りだった。
「ぴよちゃんにバレる前に直して!」とあわてふためく男子から修理を依頼された結子たちは、修理中に花びんの中に隠されていた黄ばんだ紙を発見する。

未来の桜小の生徒へ
 さあ これが、ぼくらが残す最後の問題だ。
 ぼくらの宝は、真ん中に埋めた。
 三つの花びんと、校歌がヒント。
 見ているだけじゃ、わからないよ。
 チャンスはたったの一回きり。
 一から最後は六十六。
 開いてかぞえて見つけてごらん。
  桜小 パズルクラブ

それは、かつて桜小にあったというパズルクラブが残した、「宝の場所」にかんする問題だった--。

桜小なんでも修理クラブ! -花びんに残されたメッセージ-

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