K SIDE:BLUE
《青の王》宗像礼司率いる、対能力者治安組織《セプター4》。その屯所の一角にある資料室に、重厚な肉体をもつ隻腕の男――善条剛毅がいる。ただならぬ気配を放つ彼は、前《青の王》時代からの古株で抜刀術の達人だという。人気のない深夜の道場で、新米隊員の楠原剛に剣を教える善条。そこへ、室長・宗像が真意の測り知れない薄い笑みを浮かべながら現れる。「“鬼の善条”の剣術指南――ひとつ、私にもお願いしましょうか」
2012年10月に放送スタートしたTVアニメ『K』、その原作・脚本を手がけた作家集団GoRAによるオリジナル小説シリーズが講談社BOXから刊行開始!
アニメ本編と合わせて読めばその壮大な世界観をさらに膨らませることができ、単独で読んでももちろん抜群の面白さ。
〈第1弾〉は、『K SIDE:BLUE』。アニメ主要キャラクター、《青の王》宗像礼司をめぐる知られざる物語が、GoRAメンバーの一人――古橋秀之によって明かされる。
《セプター4》――青のクランと、宗像礼司をめぐるもう一つの物語が幕を上げる。
《青の王》宗像礼司率いる、対能力者治安組織《セプター4》。
その屯所の一角にある半ば忘れられた資料室に、重厚な肉体をもつ隻腕の男――善条剛毅がいる。
ただならぬ気配を放つ彼は、前《青の王》時代からの古株で抜刀術の達人だという。
人気のない深夜の道場で、新米隊員の楠原剛に剣を教える善条。
そこへ、室長・宗像が真意の測り知れない薄い笑みを浮かべながら現れる。
「“鬼の善条”の剣術指南――ひとつ、私にもお願いしましょうか」
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