外務省に裏切られた日本人スパイ

著:原 博文 訳:茅沢 勤
定価:922円(本体838円)

愛国者は見捨てられた。中国公安に逮捕され、獄につながれた日々。「我々は無関係」と居直った政府の非道を問う! 「佐藤優が見た『原博文事件』」収録。※本書は2008年5月、小学館より刊行された『私は外務省の傭われスパイだった』を改題し、再編集したものです。


愛国者は見捨てられた。
中国公安に逮捕され、獄につながれた日々。「我々は無関係」と居直った政府の非道を問う!
「佐藤優が見た『原博文事件』」収録

日本に「帰国」した中国残留孤児2世。彼は「中国政府の内部文書がほしい」と持ちかけられ、スパイに仕立て上げられた。「日本人」として、外務省のために、国のために危険も顧みず働いた。その後彼は、国家機密を入手したとして、中国国家安全省に逮捕され、懲役8年の判決を受けた。しかし、外務省は助けようとしなかった。「我々は無関係」として愛国者を裏切った日本外交の非情、そして劣悪極まる「中国の獄中」の実状を描く。

●母とともに「帰国」したものの、祖国の辛酸をなめた残留孤児2世
●「中国政府の内部文書がほしい」と持ちかけた国際情報局のエリート分析官
●「あなたのやっていることは日本の国益につながる。総理もあなたの情報を重視している」
●暴行による死の恐怖。中国「獄中生活」の知られざる実態
●「我々は無関係」。逮捕後も、自身の立身出世を優先した外務省官僚の非道ぶり

※本書は2008年5月、小学館より刊行された『私は外務省の傭われスパイだった』を改題し、再編集したものです。

外務省に裏切られた日本人スパイ

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