地のはてから(下)
小樽での子守奉公で初めて都会の暮らしに触れたとわは知床に戻り、森のなかでアイヌの青年と偶然再会する。しかし彼への恋心は胸に秘めたまま嫁ぎ、母となる。やがて戦争の足音が……。まだ遠くない時代に、厳しくも美しい自然とととも生きてきた人の営みを鮮烈に描き出した感動巨編。中央公論文芸賞受賞。(講談社文庫)
働き、嫁ぎ、子を産み、育て上げた。
もう夢など見ない――自分に言い聞かせることで、歯を食いしばるように耐えてきた。
大正から昭和をひたすら生き抜いた女性の一代記。
湧き上がる感動! 現代人に勇気を与える傑作!
小樽での子守奉公で初めて都会の暮らしに触れたとわは知床に戻り、森のなかでアイヌの青年と偶然再会する。しかし彼への恋心は胸に秘めたまま嫁ぎ、母となる。やがて戦争の足音が……。まだ遠くない時代に、厳しくも美しい自然とともに生きてきた人の営みを鮮烈に描き出した感動巨編。中央公論文芸賞受賞。
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