魔物が棲む町 物書同心居眠り紋蔵

著:佐藤 雅美
定価:781円(本体710円)

高輪・如来寺に赴任した快鴬は、門前町人たちに地代を課そうとしたが、彼らがいっこうに払わないので公儀に訴えた。ごく簡単な訴訟だったはずなのに、背後に拝領地の売買という、奉行所が裁決を避けてきた容易ならぬ問題が。訴訟を取り下げさせるという厄介事が紋蔵に降りかかる表題作。「物書同心居眠り紋蔵シリーズ」第10弾。(講談社文庫)


なんとしてでも一件が評定所で詮議されるのを阻止せよ。
門前町の地代をめぐって一歩も譲らぬ坊主と町人たち。そこには江戸を揺るがす大問題が!

高輪・如来寺に赴任した快鴬(かいおう)は、門前町人たちに地代を課そうとしたが、彼らがいっこうに払わないので公儀に訴えた。ごく簡単な訴訟だったはずなのに、背後に拝領地の売買という、奉行所が裁決を避けてきた容易ならぬ問題が。訴訟を取り下げさせるという厄介事が紋蔵に降りかかる表題作。
人気捕物帖第10弾!

魔物が棲む町 物書同心居眠り紋蔵

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