英国太平記
「栄光のためでなく、富のためでなく、名誉のためでもない。ただ自由のためにのみ我々は戦う」。のちにアメリカ独立、フランス革命の礎となったその宣言は、隣の強国イングランドに迫害されながらも粘り強く戦いぬいたスコットランドの名もなき人々の魂の叫びだった。中世英国を描ききった一大歴史叙事詩。(2012年6月、講談社文庫として刊行)
英国統一、フランス征服の野望に燃える中世イングランド
反撃を繰り返すスコットランド
30年の死闘。
「栄光のためでなく、富のためでなく、名誉のためでもない。ただ自由のためにのみ我々は戦う」。のちにアメリカ独立、フランス革命の礎となったその宣言は、隣の強国イングランドに迫害されながらも粘り強く戦いぬいたスコットランドの名もなき人々の魂の叫びだった。中世英国を描ききった一大歴史叙事詩。
「逃走、忍耐、反撃、戦闘という迫力満点のドラマがたたみかけるように続いていく。いやあ、面白い。」――北上次郎(解説より)
※本書は2009年5月、早川書房より単行本『英国太平記 セントアンドリューズの歌』として刊行されました。
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