梟首の島(下)

著:坂東 眞砂子
定価:796円(本体724円)

「幽霊新聞」の発行で警察に追われた東吉は、自らも自由への熱意を燃やす母を残して上京し、東京の民権家と行動を共にする。だが、テロ化した運動は加波山事件に発展し、その限界に近づいていく――。一方ロンドンの光明は、遂に留学生イワガミの死の真相に辿り着く。個々人の革命を描いた物語、衝撃の後編。(講談社文庫)


女の腹に“自由”は孕まれ、育まれる
自由民権を闘った熱き者たちの物語

ロンドンと高知――それぞれの闘いはどこに向かって結実するのか!? 知られざる歴史を描いた傑作長編

民権運動の大義名分を掲げる男に女は爪弾きにされる。女のやり方があるはずだ、母・むめは考える。

「幽霊新聞」の発行で警察に追われた東吉は、自らも自由への熱意を燃やす母を残して上京し、東京の民権家と行動を共にする。だが、テロ化した運動は加波山事件に発展し、その限界に近づいていく――。一方ロンドンの光明は、遂に留学生イワガミの死の真相に辿り着く。個々人の革命を描いた物語、衝撃の後編。

梟首の島(下)

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