江戸繁昌記 寺門静軒無聊伝

著:佐藤 雅美
定価:713円(本体648円)

世間を笑い、己を笑う。
裁かば裁け、筆誅を――死ね!

寺門静軒『江戸繁昌記』はベストセラーとなったため発禁本となった
在野儒者の波乱の生涯

在野の儒者・寺門静軒は、仕える先も見つからず悶々と困窮の日々を過ごしていた。自分のせいなのか、世間のせいなのか。苦悩する静軒は、漢文戯作で諧謔(かいぎゃく)味たっぷりに江戸の町を活写し出板することを思いつく。思いのたけをぶつけた『江戸繁昌記』は当時のベストセラーとなるのだが……。痛快なる波乱の生涯。

江戸繁昌記 寺門静軒無聊伝

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る