分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(上)

著:京極 夏彦
定価:649円(本体590円)

刑部は厳しく云い放った。「誰も知らない事実など事実ではございません。過去とは亡霊のようなもの」

「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部(おさかべ)を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女(かせんこおとめ)は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじめる。

分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(上)

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る