アンの幸福
だれかに必要とされること。しあわせは静かにそばにいる。ーー高校の若き校長になったアンは、海辺の町から、婚約者ギルバートに手紙を綴る。ふたりの未亡人たちの家<風にそよぐヤナギ荘>での楽しい下宿生活。地元の有力一族や年上の女教師の反発など、仕事のほうは前途多難だけれども。愛情豊かな便りを交え語られる、大人の女性への成熟の記録。講談社だけの完訳版『赤毛のアン』シリーズ全10巻の4。
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