この生命を凛と生きる

著:大石 邦子 解説:鎌田 慧
定価:692円(本体629円)

障碍はあっても出来ることはたくさんある! 30年も車椅子の娘を支えた、気丈な母がぼけ出した。母のため、初めて食事を作り、風呂に入れ、カテーテルの処置をする。「オイツメテハイケナイ」呪文を唱え、時に「鬼の邦子」になって、老いに寄り添う。悔いのない別れなんて、あるんだろうか? 万朶の桜の中、看取った母への癒し難い思いが、胸に痛い。老い・介護とは?を問う、著者みずからの体験を綴った名篇。


老親をもつあなたへ!
障害はあっても出来る事はたくさんある!
呆けてゆく母を車椅子で看取った日々。老いとは介護とは何かを問う。

30年も車椅子の娘を支えた気丈な母がぼけ出した。母のため初めて食事を作り、風呂に入れ、カテーテルの処置をする。「オイツメテハイケナイ」呪文を唱え、時に「鬼の邦子」になって老いに寄り添う。悔いのない別れなんてあるんだろうか。万朶(ばんだ)の桜の中、逝った母への癒し難い思いが胸に痛い。老い、介護とはを問う名篇。

この生命を凛と生きる

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