食べる日本語

著:塩田 丸男
定価:880円(本体800円)

ほんとうに、日本語はそんなにむつかしいのでしょうか。乱れているのでしょうか。そうだとすれば、そのむつかしい日本語を正しく、巧みに使いこなすにはどうすればいいのか。かつては「豊葦原瑞穂国(とよあしはらみずほのくに)」であり、今や世界に冠たる「グルメ大国」であるこの国にふさわしく、「食」の言葉のあれこれから日本語を考えてみたいと思います。


ご飯、ライス、めし、3つの言葉どう違う?
「食う」と「食べる」の語源は同じ? 「ウナギ文」とは? 美味しい日本語の不思議!!
ことわざ、地名、色名にも食べる言葉がいっぱい!

「米」「rice」「ライス」「めし」「ご飯」。一見、同じように見えるこれらが、実ははっきり、あるいは微妙に異なるそれぞれ別のものだ、というところに日本語のむつかしさがある、と言われています。こんなむつかしい日本語を正確に使い分けるのは容易なことではありません。「日本語が乱れている」という声が高まるのも当然のことかもしれません。しかし、ほんとうに、日本語はそんなにむつかしいのでしょうか。乱れているのでしょうか。そうだとすれば、そのむつかしい日本語を正しく、巧みに使いこなすにはどうすればいいのか。かつては「豊葦原瑞穂国(とよあしはらみずほのくに)」であり、今や世界に冠たる「グルメ大国」であるこの国にふさわしく、「食」の言葉のあれこれから日本語を考えてみたいと思います。

●「ご飯」と「ライス」はどう違う?
●「女房詞」と「文字言葉」
●「食べる」の意外な語源
●「ら抜き言葉」はおかしくない
●鮎はナマズなのだ
●「ウナギ文」ってなんだ?
●食べもの言葉に多い隠語
●私家版「食べるいろはカルタ」
●「食べる日本語」の勘どころ
●「大根役者」はほめ言葉?

食べる日本語

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