「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。 7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。 それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。 そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。 超絶人気作家が放つ文庫長編ミステリ。
書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。