なにもしてない

著:笙野 頼子 解説:川村 二郎
定価:513円(本体466円)

“ナニモシテナイ”幸福な私を脅かすのは?生きていることのリアリティを希求して、現実と幻想の世界を往還するモノロ-グの世界を描いた野間文芸新人賞受賞の表題作を含む2編を収録する第一小説集。


現実と幻想の間を往還するモノローグの世界
群像新人賞、野間文芸新人賞、三島由紀夫賞、そして芥川賞。笙野頼子の第1小説集!

ナニモシテナイ幸福な私がなぜだか自分では気に入らないのだった。10年間ずっと私自身はナニカヲシテキタつもりでいたのだった。――生きていることのリアリティを希求して、現実と幻想の間を往還するモノローグの世界を描いた表題作に加えて「イセ市、ハルチ」の2編を収録する芥川賞作家の第1小説集。

なにもしてない

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