南国太平記(上)

著:直木 三十五
定価:1,430円(本体1,300円)

調書(ずしょ)笑左衛門の改革策断行で、薩摩藩は財政立て直しに成功した。だが藩主斎興(なりむき)は世子斉彬に家督を譲ろうとしない。洋学好みの斉彬(なりあきら)の浪費による財政再崩壊を恐れたのだ。一方、斉興の愛妾のお由羅の方は、実子久光への家督継承を画策。その意を受けた兵道家牧仲太郎は、斉彬の子どものたちの呪殺を謀り、斉彬派の軽輩武士は陰謀暴露に奔命する。─藩情一触即発の風雲をはらむ南国藩「お由羅騒動」の顛末。

南国太平記(上)

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