解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病

監:柴山 雅俊
定価:1,540円(本体1,400円)

「一人のはずなのに、うしろに誰かがいる」「現実なのに遠くの世界のよう」「体から魂が抜け出て自分を見下ろしている」「メールや電話の履歴があるのに記憶がない」……。このような解離症状がある心の病気は少なくなく、不安や恐怖を感じて受診しても、統合失調症やうつ病、境界性パーソナリティ障害などと診断され、改善せず慢性化してしまうケースが多い。解離はなぜ起きるのか。不思議な病態を解き明かし、回復に導く一冊。


解離性障害は一般的には数少ない心の病気ですが、解離の症状はけっして少なくあ りません。うつ病、統合失調症など、ほかの精神疾患にもみられる症状であるだけでなく、健常者にもある症状です。ところが、そのことが医師にもあまり知られていないため、ほかの精神疾患との誤診がたいへん多くなっています。本書では、解離の症状をもつ本人の訴えをとりあげ、精神医学的に解説します。わかりにくい症状を、イラスト やチャートなどを使い、ひと目見て理解できるようなページ構成になっています。

解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病

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