浜口雄幸と永田鉄山
第一次世界大戦の未曾有の惨禍は日本指導層に甚大な衝撃をもたらした。もはや進むべき道は国際協調以外にないと対中融和を含む協調路線に賭けた浜口。最終戦争は必至と満蒙・華北領有を含む軍中心の総力戦体制の構築を計った永田。ともにテロに斃れた2人の国家存亡を巡る究極の対立を描く。(講談社選書メチエ)
国際協調か最終戦争か。二つの路線の相克。第1次大戦に彼らは何も見出したか。国際協調路線の可能性に賭けた浜口。最終戦争は必至と軍中心の総力戦体制の構築を計る永田。国家の将来を巡る究極の選択とは
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