出題者心理から見た入試数学

著:芳沢 光雄
定価:880円(本体800円)

受験生・大学入試関係者・教育行政当局者、必読! 大学入試の問題作りの現場には、外からは想像もつかない葛藤や苦悩がある。30年近く、入試数学の出題と採点に携わってきた著者が、これまで一切語られることのなかった作問の背景や意図、採点、その他諸々の事情について、余すところなく率直に論じる。(ブルーバックス・2008年10月刊)


受験生・大学入試関係者・教育行政当局者、必読!
大学入試の問題作りの現場には、外からは想像もつかない葛藤や苦悩がある。
30年近く、入試数学の出題と採点に携わってきた著者が、
これまで一切語られることのなかった作問の背景や意図、採点、
その他諸々の事情について、余すところなく率直に論じる。
(ブルーバックス・2008年10月刊)

1.良問、悪問はなぜ生まれるか
 90~120分という数学センスを見る上ではきわめて短い試験時間で高校数学の内容を網羅し、
部分点も考慮できる問題作りをする必要があるなど、入試問題特有の事情を解説する。

2.この問題は、こんな意図で作られた
 実際の入試問題を若干改変したものを用い、どのような事情からこの問題を出題することになったのか、
どんな議論の末この形になったのかなどを解説。部分点のポイントなど、受験生にも有益な情報を盛り込む。

3.マークシート試験の傾向
 数学的センスを見ることができ、かつマークシート化できる二次試験用の問題はそれほど多くない。
どんな問題が出題されやすいのか、対策は可能なのか、など出題者側の視点を交えながら議論する。

4.どんな勉強をすればいいのか
 せっかく勉強をするのだから、未来にも役立つ数学的思考法を身につけるべき。
受験を突破し、その後の人生も豊かにする勉強の仕方を提言。

出題者心理から見た入試数学

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