兆-FORESHOW- 硝子の街にて(16)
2000年8月中旬――。日本のお盆休みのため、ノブは連日ツアーで忙しい。そんな折、シドニーの陸軍士官学校時代の先輩、ケネス・カストナーがアパートで遺体となって発見された。自殺かと思われたが、FBI捜査官のジェイスンが、他殺に違いないと主張する。ジェイスンと同じく湾岸戦争のときに兵役拒否をし、民間企業に勤めたケネスに、いったい何が起こったのか? さまざまな兆しが、大きなうねりとなって新世紀につづく。
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