虚の聖域 梓凪子の調査報告書

著:松嶋 智左
定価:1,870円(本体1,700円)

元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。理由はふたつ。ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するが――。


☆☆☆島田荘司氏・知念実希人氏、絶賛!☆☆☆

女の本性は、最後の一行で明かされる――!

元警察官の著者が描く、元警察官の探偵・梓凪子。
扱う事件は、他人の聖域。

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元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。

理由はふたつ。
ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。
もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。

大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。
警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するが――。

責任を認めない教師、なにかを隠している姉、不可解な行動を繰り返す輝也の同級生――。
すべての鍵は、人々がひた隠しに守っている心のなかの“聖域”だった。
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第10回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作

虚の聖域 梓凪子の調査報告書

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