風神雷神 雷の章

著:柳 広司
定価:1,650円(本体1,500円)

絵画界に革命を起こした「風神雷神図屏風」。爛熟した時代、天才たちとの出会い、天皇直々の評価――そのすべてが、扇屋の絵師を鬼才・俵屋宗達にした。


万能の天才・本阿弥光悦からの鷹峯移住を断り、京で「俵屋」を継いだ宗達は、堺の商家の娘・みつを娶り、二人の子を生した。都で一番の扇屋の主人として忙しく働いていたある日、名門公卿の烏丸光広が前触れもなく俵屋を訊ねてくる。烏丸光弘の手引きで養源院に唐獅子図・白象図を、相国寺に蔦の細道図屏風を完成させる。後水尾天皇から法橋の位を与えられ、禁中に立ち入れるようになった宗達は、さらなる名品を模写する機会を得、その筆をますます研ぎ澄ませる。日本の絵画に革命を起こした関屋澪標図屏風、舞楽図屏風、そして風神雷神図屏風――世界が憧れた謎の絵師はいかにして生まれ、没したのか。美術界きっての謎が斬新かつ丹念に描かれる。

京都国立博物館120周年記念 特別展覧会「国宝」割引クーポン付き!

カバー:国宝「風神雷神図屏風」(所蔵):建仁寺(俵屋宗達)
表紙:重要文化財「舞楽図屏風」(所蔵):醍醐寺(俵屋宗達)
口絵:重要文化財「白象図」(所蔵):養源院(俵屋宗達)
以上をカラー掲載した豪華造本!

風神雷神 雷の章

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