キッチン戦争

著:樋口 直哉
定価:1,760円(本体1,600円)

隠れ家という名のフレンチ・レストラン「Cachette カシェット」。この店のキッチンで働くことになった滝沢葉月は、ある日、オーナーに呼ばれ、料理コンクールへの出場を打診される。戸惑う葉月に、山岸は「女性のシェフが活躍する世界をつくりたい!」という思いを語る。コンクール出場の決意を固めた葉月だが……。自身のルーツ、オリジナルとは何か? 次々に起こる難問に向き合い、葉月の「美味しい闘い」が始まる!


隠れ家という名のフレンチ・レストラン「Cachette カシェット」。
オーナーの山岸に声をかけられ、この店のキッチンで働くことになった滝沢葉月。実は、オーナーには遠大な計画があったのだ。
ある日、オーナーに呼ばれた葉月は、自分が料理コンクールの一次予選に通過したことを知らされる!? もちろん、葉月は応募していない。実は、葉月が入店する前に、店の料理長・荒木とソーシエ・細川の二人が創った料理を、山岸が葉月の名前でコンクールに応募していたのだ!
戸惑う葉月……。実は、滝沢葉月の祖父は、戦後はじめて世界的なフランス料理のコンクールで優勝した滝沢征爾だった。
しかし、祖父とはほとんど縁のなかった葉月。
言葉を失う葉月に、山岸は「女性のシェフが活躍する世界をつくりたい!」という思いを語る。
ようやくコンクール出場の決意を固めた葉月。
自身のルーツとは? オリジナルとは何か? そして物を創るということとは? 次々に起こる難問に向き合いながら、葉月の「美味しい闘い」が始まった!

キッチン戦争

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