今を生きる 『武士の娘』 鉞子へのファンレター
昭和18年に日本で刊行された杉本鉞子著『武士の娘』に20歳直前で出会った星野知子氏。難しいと感じながらも、その言葉がもたらす美しい読後感を忘れられないでいました。鉞子がこの本を執筆した歳に達した星野氏が、再読した時に味わった感激を伝えたいと編んだのが本書です。鉞子がアメリカで食べそこなった桜桃のパイや子どもの頃に食べたであろう長岡赤飯などを再現し、上京時やアメリカで見たであろう風景の図版や写真を集め、あらすじ、解説、コラムを綴りました。明治、大正、昭和を真の国際人として生きた鉞子の魅力に迫ります。
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