白鳥の湖 クラシックバレエおひめさま物語

文:小林 深雪 絵:小谷 智子 原作:チャイコフスキー
定価:1,320円(本体1,200円)

《クラシックバレエおひめさま物語シリーズ》
 女の子なら誰もがあこがれるクラシックバレエの物語の中から、とくに名作といわれる5演目のヒロインに焦点をあてた、名作バレエ物語の決定版です。
 舞台で演じられるストーリーに沿いつつも、舞台では描かれない情景、心理描写や登場人物たちの会話などを、人気作家の方々が自由な発想で描かれます。
「クラシックバレエおひめさま物語」のラインアップは以下の通りです。

(11月)『白鳥の湖』小林深雪
(11月)『くるみわり人形』 斉藤洋
(12月)『眠れる森の美女』藤本ひとみ
(1月)『ジゼル』吉野万理子
(2月)『ドン・キホーテ』 石崎洋司

《物語のあらすじ》
 昔々、ヨーロッパの小さな王国でのお話です。
 森にかこまれた王国の真ん中に、青い三角屋根の白くかがやくお城がありました。
お城では、もうすぐジークフリート王子の成人をいわうパーティーがひらかれます。王子は、母である王妃から、そこで結婚相手の王女を見つけるよういわれていました。
 まだ、ほんとうの恋もしたことがないのに……。
 王子は、だれにもいえないなやみをかかえて、「白鳥の湖」へ出かけます。
 そこで出会ったのは、初恋の相手、オデットでした。しかし、オデットは悪魔ロットバルトにより、白鳥にすがたを変えられていました。
 はたして王子は、初恋の相手を、取りもどすことができるのでしょうか?

美しく生まれるより、お城に生まれるより、もっとたいせつなこと。それは、愛を見つけること。「泣いちゃい」シリーズの小林深雪がえがく、バレエ『白鳥の湖』の真実の愛の物語。

白鳥の湖 クラシックバレエおひめさま物語

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