四季折々に楽しめる 小さな庭づくり

著:加地 一雅
定価:1,870円(本体1,700円)

 庭やベランダを美しくするために、複数の植物を楽しむといったアドバイスは、あまりされてきませんでした。しかし、草花や植物を上手に組み合わすことができれば、小さなスペースでも素敵な庭になり、一年中花や緑が絶えない空間となります。   そこで本書では、小さなスペースでも、植物を組み合わせて「絵になる」庭にするためのテクニックを伝授します。


 ガーデニングブームやNHK「趣味の園芸」で、植物を育てることは多くの人に広がりましたが、依然、多くの人は植物を点でとらえています。
 NHKの「趣味の園芸」をはじめとして、日本の植物の育て方は、1つの植物をいかに深く知るか、いかにマニアックな楽しみを追求するかといったことが主流になっていました。また、日本の花壇は一年草が中心で、同じ植物を一面に植える傾向がいまでも強い、ということも背景にありました。
 ところが近年は、イングリッシュガーデン的な混植の庭が望まれています。また、一年草よりも、自然な雰囲気の宿根草や雑木の人気が強くなっています。宿根草は一年草に比べて開花期が短かったりするため、同一面に植えることはまずありません。
 しかし、いままで複数の植物を楽しむといったアドバイスがほとんどされず、アドバイスできる人もあまりいませんでした。そのため、1つの植物を育てることはできても、いくつかの植物を面にして、庭をきれいな風景にすることが、日本の庭ではあまりできていません。
 草花や植物を上手に組み合わすことができれば、小さなスペースでも素敵な庭になり、一年中花や緑が絶えない空間となります。
 そこで本書では、小さなスペースでも、植物を組み合わせて「絵になる」庭にするためのテクニックを伝授します。とはいえ、多くの植物を組み合わせるのはプロでもむずかしいので、まずは素人でもかんたんにできる、2つの植物の組み合わせの例などを紹介します。組み合わせのパターンを増やせれば、さらに、3つや4つの植物の組み合わせパターンを使いこなしていけるでしょう

四季折々に楽しめる 小さな庭づくり

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