狂饗記

著:玄月
定価:1,760円(本体1,600円)

芥川賞作家が描く、深奥の官能エロス短編小説集。「これほど昂奮させられた女は過去にいない。この女、かなり使える。つぎはどんなことをしてやろうか」。恍惚、錯乱、羞恥……そのすべては日常に潜んでいる! 「人生、なるようにしかならんぞ。楽しめ」


芥川賞作家が描く、深奥の官能エロス短編小説集

「これほど昂奮させられた女は過去にいない。この女、かなり使える。つぎはどんなことをしてやろうか」

恍惚、錯乱、羞恥……そのすべては日常に潜んでいる!

「人生、なるようにしかならんぞ。楽しめ」

●男がなくしたもの:
クレジットカード破産寸前の神河の前に現れた女・ゆきみ
「ここに入ってきてからずっとうずうずしてるんです。どうにかしてください……」

●狂饗記:
桜井は、ひそかに小学生の息子の担任・筒井先生と関係を持つが
「あなた、あの雌豚(めす)の本性、ほんとわかってないのね。あああ、情けない」

●あの手のぬくもり:
女子大生・七海はバイト先で出会った中年男に調教され
「気絶するほど強く絞めてないのにな。気持ちよすぎてか? そうだろ」

ほか三編(「流されたわけじゃない」「弱ったことに」「どうする? 能見」)収録

狂饗記

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