狂饗記
芥川賞作家が描く、深奥の官能エロス短編小説集。「これほど昂奮させられた女は過去にいない。この女、かなり使える。つぎはどんなことをしてやろうか」。恍惚、錯乱、羞恥……そのすべては日常に潜んでいる! 「人生、なるようにしかならんぞ。楽しめ」
芥川賞作家が描く、深奥の官能エロス短編小説集
「これほど昂奮させられた女は過去にいない。この女、かなり使える。つぎはどんなことをしてやろうか」
恍惚、錯乱、羞恥……そのすべては日常に潜んでいる!
「人生、なるようにしかならんぞ。楽しめ」
●男がなくしたもの:
クレジットカード破産寸前の神河の前に現れた女・ゆきみ
「ここに入ってきてからずっとうずうずしてるんです。どうにかしてください……」
●狂饗記:
桜井は、ひそかに小学生の息子の担任・筒井先生と関係を持つが
「あなた、あの雌豚(めす)の本性、ほんとわかってないのね。あああ、情けない」
●あの手のぬくもり:
女子大生・七海はバイト先で出会った中年男に調教され
「気絶するほど強く絞めてないのにな。気持ちよすぎてか? そうだろ」
ほか三編(「流されたわけじゃない」「弱ったことに」「どうする? 能見」)収録
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