「生」の日ばかり

著:秋山 駿
定価:1,980円(本体1,800円)

「私」とは何か。人間とは何か。人生とは何か。

60年あまり、日々の暮らしの中で、ただ純粋に考えてきた言葉がある。

純粋な探求の軌跡。ライフワーク長篇エッセイ

今日という一日が在る。それは大切なものだ。ということは、分かる。しかし、「一日」とは、果たして何であるのか、と問うと、何も分からなくなってくる。
老いる、とは、子供時代の生を味わい直せ、ということだ。
私の言葉は、問題を創り出すためにあるのだ。理解したり、解釈したり、要するに、現実を水で割って薄めるための言葉ではない。
いい人間は、ときに、「いい気な奴」を、子供として連れて歩いている。――<本文より>

「生」の日ばかり

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