幻日

著:市川 森一
定価:1,870円(本体1,700円)

島原に散った、天草四郎「幻の夢」。

時代小説のスケールをはるかに超えた「神」と「人間」の攻防戦。響き合う法螺貝と聖歌の声が、聞こえてきそうだ。――役所広司

九州キリシタン王国建国は、目前だった!
一揆軍の総大将・天草四郎は、天正遣欧使節・千々石ミゲルの息子だった。そして幕府軍を震撼させた長崎要塞化計画とは――ほとんど取り上げられることのなかった文献をもとに、日本史上最大の一揆といわれる島原の乱を大胆な推理で活写する、著者渾身の長編歴史小説。

幻日

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