マンガ大戦争 1945-1980
マンガが熱かった時代を、圧倒的なデータで再現!――全創刊誌を解析、初公開の秘話で「あのマンガの裏話」も分かる!
1947年『新寶島』(酒井七馬・手塚治虫)刊行。
1959年「マガジン」「サンデー」同日創刊。
1962年『おそ松くん』(赤塚不二夫)に「シェー!」登場。
1965年『W3』(手塚治虫)、「マガジン」から「サンデー」に移籍。
1968年「ジャンプ」創刊号に『ハレンチ学園』(永井豪)掲載。
1977年「チャンピオン」部数200万部へ――。
●内記稔夫氏(現代マンガ図書館館長)推薦!
「本書は、戦後の少年雑誌黎明期から青年ヤング誌の創刊が盛んになった80年代あたりまでの、いわゆるマンガ誌の興亡とライバル誌同士の熾烈な攻防戦を克明に暴いているあたりが面白く読める。特に創刊時や転換期の掲載作品を細かく分析し、既存のマンガ資料の間違いも正すなど正確を期している点や、マンガのメディア展開にも触れていて、マンガ研究の参考資料としても大いに役立つ教科書と言っても好い、幸森軍也氏の労作である」
【著者略歴】
幸森軍也(こうもりいくや)
作家、株式会社ダイナミックプロダクション出版企画部部長。
1961年兵庫県生まれ。関西大学商学部卒業。
1989年株式会社ダイナミックプロダクションに入社。1992年『げんまん』(野性時代/角川書店)で作家デビュー。数多くのコミック著作権関連訴訟の陣頭に立つ。現在、専修大学文学部で日本文化研究の講座を担当。
著書に『そして、またひとり…』『あなたの待つ場所』(角川書店)、『パソコンOL養成講座』(扶桑社)、『ゼウス』(徳間書店)、『日語読本試行版 好朋友』1~5(大連教育学院)ほか。
日本マンガ学会、著作権法学会会員。
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