世の中への扉 盲導犬サーブ
サーブ、きみを忘れないよ!
交通事故からご主人を守って3本足になったサーブ。盲導犬の地位向上のため、国会にいったサーブ。ご主人のことが大すきだったサーブ。
ロングセラー『がんばれ!盲導犬サーブ』と『天国へいったサーブ』を再構成して1冊にまとめた、サーブの物語決定版!
サーブは、とまどいの表情を見せました。こまったような悲しそうな目で、亀山さんを見あげました。カメラマンがいいました。「サーブをもっと近づけてくれませんか?カーラの顔もこっちへ向けて」そのしゅんかんでした。サーブが、もうたえられないというように、するどくほえました。ひと声、みじかく、「ウォン!」と、ほえました。(サーブが、ほえた……!?)――<本文より>
※この製品は、品切重版未定となっております。