原発と地震-柏崎刈羽「震度7」の警告

著:新潟日報社 特別取材班
定価:1,650円(本体1,500円)

2008年度日本新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議・JCJ賞をダブル受賞! 2007年夏、中越沖の激震で世界最大の原発が止まった……なぜ大地震に襲われる柏崎刈羽の地に原発は建設されたのか。誘致に絡む政財官の思惑やさまざまな謎を解き明かしたスクープ報道。取り返しのつかない大惨事が起きる前に、原発問題の実態を私たちはもっと知るべきではないか。(本書は2009年1月初版刊行)


作家・高村薫氏「原子力の問題が難しいのは大事故を起こしたら終わりだからです」
2008年度日本新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議・JCJ賞をダブル受賞!
取り返しのつかない大惨事が起きる前に、原発問題の実態を私たちはもっと知るべきではないか――「なぜ大地震に襲われる柏崎刈羽の地に原発は建設されたのか」「国の安全審査に問題はなかったのか」誘致に絡む政財官の思惑やさまざまな謎を解き明かしたスクープ報道!!

2007年夏、中越沖の激震で世界最大の原発が止まった……

【目次】
第1章 止まった原子炉
 「緊迫」「力不足」「想定外」「責任の応酬」「長期化必至」
第2章 過信の代償「7・16」の警告
 「海底データ」「断層論議」「論争に拍車」「隠れた損傷」「先行投資」「市長の停止命令」「産官学の責任」
第3章 封印された活断層
 「再評価」「突然の寄付金」
第4章 なぜ未開の砂丘地に
 「東電の悲願」「市長奔走」「金脈疑惑」「電源三法」「地盤論争再燃」
第5章 はがれたベール 検証・設置審査
 「突然の辞意」「地質学と工学」「低い問題意識」「初歩的ミス」「出来レース」「けじめ欠落」
 「消えた議事録」「続く密室体質」
第6章 絡み合う思惑 検証・東電30億円寄付
 「苦境下の決断」「交付金3倍増」「電力マネー特需」「観光被害500億円」「風評被害増幅」
 「知事の廃炉答弁」 「活断層情報」「1100億円喪失」
第7章 断層からの異議 1号機訴訟30年
 「法廷の限界」「原告の胸中」「“国策”の影」「二つの文書」「裁判官の苦悩」「上告を決断」
 「最高裁の関心」
第8章 閉ざされた扉 原子力産業の実相
 「ミス発覚」「二重構造」「二つの神話」「ムラ社会」「決断の時」

原発と地震-柏崎刈羽「震度7」の警告

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