ロッキード秘録 吉永祐介と四十七人の特捜検事たち

著:坂上 遼
定価:1,870円(本体1,700円)

これまで数多出版されてきたロッキード本と本書が決定的に異なる点は、捜査に従事した主任検事・吉永祐介と四十七人の特捜検事たちの、一人一人の「人間像」が描き出されている点だ。あの時、吉永を筆頭とする特捜検事たちは何を考え、どう動いたのか。厚いベールに覆われてきた「最強の捜査機関」の内幕がいま、明らかになる。


1976年2月5日、外電によってもたらされた「ロッキード事件」の一報は、またたく間に日本中を駆け巡った。この戦後最大の疑獄は、田中角栄による「総理の犯罪」を東京地検特捜部が追い詰めたものだった。
これまで数多出版されてきたロッキード本と本書が決定的に異なる点は、捜査に従事した主任検事・吉永祐介と四十七人の特捜検事たちの、一人一人の「人間像」が描き出されている点だ。
あの時、吉永を筆頭とする特捜検事たちは何を考え、どう動いたのか。厚いベールに覆われてきた「最強の捜査機関」の内幕がいま、明らかになる。
時に頭を抱え、時に快哉を叫んだ特捜検事たちの血湧き肉躍る群像活劇!
※特別附録――全47検察官の顔写真&取り調べ担当表を一挙掲載

本書の内容(目次より)
第一章二月 ~ 事件発覚
第二章三月 ~ 児玉臨床尋問
第三章四月 ~ 高官リストを手に入れろ
第四章五月 ~ 突破口
第五章六月 ~ キーマン逮捕
第六章七月 ~ 兵(つわもの)たちの戦果
第七章七月二七日 ~ vs.田中角栄
第八章八月 ~ 五億円のゆくえ
第九章九月 ~ 灰色高官
終章 長すぎた裁判

ロッキード秘録 吉永祐介と四十七人の特捜検事たち

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