中原の虹 第三巻
革命の果てに、北京、落城す。
あまりに幼き最後の皇帝。西太后の遺志は全うされるのか。
混沌の末に見える希望の光。激動の中国歴史ロマン、白熱!
「革命だと? そんなものァ、俺様の知ったこっちゃねえ」
相次ぐ革命勢力の蜂起に、一度は追放した袁世凱を呼び戻す皇族。だが俗物、袁世凱には大いなる野望があった。満洲では張作霖が、まったく独自の勢力を形成していき――。
龍玉を握る張作霖は乱世を突き進み、新しい時代が、強き者の手で拓かれる。
第42回吉川英治文学賞受賞
書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。