家で看取るということ

著:川越 厚 著:川越 博美
定価:1,650円(本体1,500円)

在宅ホスピスケアの専門家である著者が、最期に、家族と家で過ごすために必要なことをすべてまとめた一冊。ケアチームの探し方、どんなケアやサポートが受けられるのか、家族にできる日常のケア、そして看取りのとき別れのサインはどのように現われるのか。具体的な方法を家族の心情に沿った温かい言葉で教えています。自分たちの家族を自分たちで看取ることは、愛する人の死を受け入れることにもつながります。


柳田邦男
川越夫妻は在宅ホスピスケアの開拓者だ。数々のケアの経験から、どうすれば最後まで自分らしく家で過ごすことができるか、その具体的な手順を説く本書は多くの人々の支えとなるだろう。

本書は死について学ぶ書です
死が間近に迫った状況で人はどのような経過をたどるのか、どのようにケアをすればよいのか、具体的な方法を記しました。病院死が当たり前になった現代、病院のなかで医療者の手による死の看取りがおこなわれています。死の看取りを医療者の手から自分たちの手に戻すためにもこの書は役立つでしょう。――<はじめにより>

病院で気管切開を受けたとき、「口から食べることは、もうできません」と主治医から言われた。本当につらかった。でも家に帰って、先生は私のわがままを認めてくれた。口から食べられるようになってよかった。家に帰って、私は人間を取り返しました。――<本文より>

家で看取るということ

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