1492年のマリア

著:西垣 通
定価:2,200円(本体2,000円)

新大陸アメリカは、ユダヤの〈約束の地〉だった!壮大なる歴史ロマンに秘められた、情報社会の功罪をめぐる〈暗合の糸〉。


最先端の情報学者が挑む初の書下ろし歴史小説!

新大陸アメリカは、ユダヤの〈約束の地〉だった!
壮大なる歴史ロマンに秘められた、情報社会の功罪をめぐる〈暗合の糸〉。

紀田順一郎氏絶讃……本格派知的エンターテインメントの誕生!
「1492年といえば、コロンブスの新大陸発見の年だが、スペインではその陰でユダヤ人の追放令が実施されていた。2つの出来事を、あたかも楕円の2つの焦点のようにして、物語は緊張に富んだ展開を示す。もう1つの仕掛けは情報学者としての著者の、独自な文明史的構想力にある。当時注目された思想家ルルスの「普遍の術」と、500年後のアメリカの思考機械コンピュータとをつなぐ〈暗合の糸〉の解読こそが、この壮大なるロマンの琴線にあたるのを知るとき、読者は現代の情報社会に深く秘められた歴史的性格を直感することだろう。これまでの日本にはなかった、新しい歴史小説の誕生を祝したい。」――(紀田順一郎氏)

1492年のマリア

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