ファンタジーの傑作『ムーミン』の作者の自伝的小説。 ほんとうに大切なものがあればほかのものすべてを無視していい。 するどい洞察力で周囲の世界を見つめ、自分の価値基準や真の芸術家としての姿勢を身につけてゆく幼ない少女――。自由・冒険・信頼・愛情、『ムーミン』世界の魂のルーツにせまる。
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