文芸時評
大正10年「招魂祭一景」で注目された著者は翌11年、文芸時評家として文壇に登場、小説を書く傍ら20年に亘り時評を書き続けた。本書には「永井荷風氏の『つゆのあとさき』」、「谷崎潤一郎氏の『春琴抄』」のほか横光利一の純粋小説論にふれた「『純粋小説論』の反響」など昭和6年から13年までの時評を収録。自ら激動の時代を反映。ノーベル賞作家川端康成の出発点を刻す文芸時評。
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