新書太閤記(七)

著:吉川 英治
定価:850円(本体773円)

天正10年春、信長は得意の絶頂にあった。東方の脅威だった武田氏はわが蹂躙(じゅうりん)に沈み、天下統一の道は西国を残すのみとなった。その西国も、秀吉が高松城を包囲し、着々戦果を上げていたが、救援毛利勢の動き如何では、覇業に頓座をきたすとも見えた。かくて信長出陣。だが出陣にも似ぬ軽装は、信長一期(いちご)の不覚といえよう。運命の本能寺!鞭を揚げて東を指したのは、逆臣光秀であった。

新書太閤記(七)

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る