新書太閤記(三)

著:吉川 英治
定価:850円(本体773円)

桶狭間の大勝は、尾張に信長あり、と武名を喧伝はされたが、天下統一への道は第1歩を踏み出したにすぎない。信長の次なる目標は、美濃の攻略である。その拠点ともなるべき洲股(すのまま)――尾濃の国境に天険を誇る要害の地に、織田軍団の足場をつくりたい。これが信長の渇望であった。だが言うは易く、工事は至難。重臣、みな反対である。時に藤吉郎ひとり、賛成論をブッた。当然、大命は藤吉郎に。

新書太閤記(三)

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