徳川家康(12)

著:山岡 荘八
定価:935円(本体850円)

秀吉の妹朝日姫を正室に迎えたうえ、生母大政所(おおまんどころ)を人質同然に差し出されては、家康も上洛を拒み通すことはできない。竜虎の提携は成立した。秀吉は勇躍して九州征伐に向かい、家康は東国経営に乗り出す。待望の泰平の到来か。いや、今度は正室寧々と愛妾茶々の間で、激しい女の闘いがはじまっていた。

徳川家康(12)

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