群青の湖

著:芝木 好子 解説:饗庭 孝男 その他:志村 ふくみ デザイン:菊地 信義
定価:683円(本体621円)

琵琶湖のほとりにひとり嫁いできた瑞子は、旧家の重みと夫の背信から、幼い櫻子をつれて生まれ育った四谷に戻る。かつて美しい染めや織りの技を競いあった仲間にむかえられ、瑞子は群青の湖の永遠の神秘を、その片鱗でもよいから1枚の布に止めたいと願うのだった。精魂をこめ格調高く織りあげた傑作長編。

群青の湖

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