広報室沈黙す(下)
権力に執着しつづける会長、その会長に追従するしか能のない、そのくせ会長を煙たがっている社長、その社長を無視して独断専行に走る常務、面子を潰された復讐心も手伝って、異常なまでにシビアな監査を行う大蔵省――。どこか何かが狂っている企業の中で問われるミドルのビヘイビアを鮮烈に描く問題作! (講談社文庫)
真実を告発する《限りなく事実に近い》小説。権力の座にしがみつく老齢の会長、大人しいだけが取り柄の社長、出世のためには手段を選ばないエゲツない常務など、いずれ劣らぬツワモノが織りなす迫真の長編。
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