武蔵坊弁慶(七)二都の巻

著:富田 常雄 装丁:菊地 信義 装画:倉橋 三郎
定価:506円(本体460円)

後に「腰越状」と呼ばれる詫び状を届けた義経に、頼朝からは何の沙汰もない。義経と頼朝の相克は激化していき、失意の中で京に戻る義経と弁慶を、大地震が待ち受けていた。玉虫と再会し、弁慶愛の屋形作りに精を出すも束の間、殿上人と交わる義経憎しの念に燃える頼朝は、ついに弟の成敗を決意する。義経は頼朝追討の院宣を強請したため、京・鎌倉の二都に一触即発の危機が迫る! NHK大型時代劇原作。

武蔵坊弁慶(七)二都の巻

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