武蔵坊弁慶(六)扇の巻

著:富田 常雄 装丁:菊地 信義 装画:倉橋 三郎
定価:506円(本体460円)

静御前と結ばれた義経は、故郷・鞍馬に錦を飾り、母・常磐とひととき憩う。平家追討に向かった弁慶は、那須与一に扇をかかげる、美しく成長したわが子・小玉虫の姿に歓喜する。屋島、壇の浦と相次ぐ海戦で、平氏一門を滅ぼした義経の声望はますます高まるが、軍目付ら取巻きの讒言を容れる兄・頼朝の不興を買い、5年ぶりの義経主従らの鎌倉入りは拒まれてしまう。NHK大型時代劇原作。

武蔵坊弁慶(六)扇の巻

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