武蔵坊弁慶(三)疾風の巻

著:富田 常雄 装丁:菊地 信義 装画:倉橋 三郎
定価:506円(本体460円)

三年ぶりで恋しい玉虫、初めて見るわが子を故郷・熊野本宮に訪ね、束の間の嬉しい逢瀬を過ごす弁慶に、時代の激動は幸せを味わうゆとりさえ与えてくれない。源氏旗上げに奔走する快傑・弁慶だったが、平清盛の専横はきわまり、人心は平家を離れた。長い雌伏のときは過ぎ,源氏再興の機運は熟しつつあった。旅回りの傀儡の群れに身をひそめた弁慶は、はるか奥州の義経を偲び、たぎる血をなだめていた。 NHK大型時代劇原作。

武蔵坊弁慶(三)疾風の巻

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