国境の女

著:夏樹 静子 解説:二上 洋一 装丁:菊地 信義 装画:森 秀雄
定価:320円(本体291円)

エリ-ト商社員の死が招く戦慄の長編ミステリーーーエリート商社員の明月達夫が、赴任先のサンディエゴで刺殺され、国境を挟んだメキシコの町でも、商社に関係していた若い女が死体で発見された。東京から飛んだ妻・奈緒子は、西海岸の美しい街に夫の足どりを探し歩くが……。海外駐在員の焦躁と激しい愛憎の渦に巻きこまれた、哀切の恋心を描く傑作推理長編。

国境の女

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