ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録

著:酒井 美意子 解説:渡辺 みどり その他:菊地 信義 装丁:中島 かほる 装画:井上 リラ
定価:534円(本体485円)

加賀百万石の大名の家柄を継ぐ、侯爵前田家の長女に生まれ、幼時を陸軍武官の父とロンドンで過ごす。4歳で帰国、女子学習院に入り、やがて思春期。恋愛と婚約、戦時下の父の死へと波乱の歳月は続く。明治以来の日本の皇室や旧華族など真の上流社会の人びとの興味ある内側を鮮かに綴る、女の愛の半生記。

ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録

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